「海みらい研究所」の発案により、鰻のかば焼きなどを手掛ける豊橋市柳生町の水産加工会社「あつみ」が 、従来は捨てていた鰻の頭部を豊橋市に醸造工場がある食品メーカー「イチビキ」へ提供。鰻の魚醤(ぎょしょう)作りを2020年5月より開始。2021年3月23日(火)より販売を開始します。
愛知県立三谷水産高等学校(愛知県蒲郡市)の前校長 丸﨑敏夫氏(現 海みらい研究所代表)が、あつみの加工場を見学した際、利用されていない鰻の頭のことを知り高校生の実習や就職先として交流があるイチビキに鰻の魚醤の商品化を提案した。
完成した魚醤は、旨味は強いが、色は淡く、香り穏やかでクセがなく仕上がり、様々な料理の味付けに「ばんのう」に使ってもらえるのではと期待。